【射精管理】意外に知らない寸止めの危険性
パートナーに射精管理をされてイキたくてもイケない状況を楽しんだり、オナニ―中に寸止めして長時間快楽を味わったり、男であればこの内のどれかはやった事があると思います。
しかし体が射精をしようとしているのに無理やり押さえつけるという事は、身体に対して負担を掛けている事を知っている人は多くありません。
オナニーをする男性なら、毎回のオナニーで結構毎回のように寸止めしている人も多いのですが、その危険性やリスクに関してはあまり知られていないので、ここで紹介していきましょう。
寸止めリスク
オーガズムに至る一歩手前でシゴいたりピストンをやめる事で、イク前の込みあがる快感をずっと味わえる射精テクニック「寸止め」。
精子を外に出そうと体が反応し、股間の各器官が稼働しているところを強制的に押し戻すのが射精の寸止めです。
より長い時間楽しむために多くの男性がやっていますが、案外多くのリスクは潜んでいるのです。
その主な項目をピックアップしました。
逆行性射精
寸止めは尿道を通って外に出ようとしている精子を強制的に押し戻す、という事をしています。
外に出なかったとしても、寸止めをする事で尿道内などの深部には精子は来ており、それを抑えつけることで精子が膀胱へと逆流してしまいます。
射精時には閉じているはずの膀胱の機能(膀胱頸部)が開いたままになりなる事で逆流が起こりますが、多少の精子が膀胱に入っても排尿時に出て行ってしまうので問題はありません。
ですが、逆行性射精は射精した精子の量が減り、重度になれば全く精子が出てこない状況にもなる危険性があります。
逆行性射精は薬の投与で治療が可能ですが、放っておくと不妊や射精障害などの弊害も生まれてきます。
尿道炎・膀胱炎
逆行性射精は、時に尿道炎や膀胱炎も引き起こします。
寸止めオナニーによって逆行性射精が頻発すると、膀胱や尿道へ過度に負担が掛かり、膀胱炎や尿道炎にかかる可能性は十分です。
男性の場合、女性よりも尿道が長い分、そういった症状にはなりにくいとは言われていますが、それでも逆行性射精によって尿道炎にかかる男性は多くなっています。
そして尿道炎は繰り返し症状が出てしまう癖のある病気なので、一度治ったからと言って安心しているとすぐに症状をぶり返す事がある厄介な病気でもあります。
最初の一回目にかからないように、寸止めオナニーもほどほどにしましょう。
精巣炎
射精の寸止めを続けると、精巣にも負担が掛かり精巣炎をまねきます。
精巣炎はひどくなると風船のように晴れ上がり、最悪睾丸を摘出して精子を作れなくなるという深刻な状態にもなるので、睾丸に違和感がある場合はすぐに医師の診察を受けましょう。
また、精巣へのガンを発症する事もあり、どちらも精巣の摘出を以って治療とします。
前立腺炎
射精の寸止めによって、前立腺炎のリスクもあります。
前立腺炎になると膀胱や陰茎、下腹部などに違和感や痛みが生じるようになり、おしっこ後の残尿感や頻尿、排尿での痛みなども症状として現れます。
精巣炎と同様に、前立腺ガンを起こす可能性もあるので、体の変化には十分注意しましょう。
カテゴリ:未分類
更新日時:2019/12/09